前立腺癌の外部放射線治療後晩期障害により放射線性腸炎を患う。当病は下血・便失禁等人間の尊厳を失いかねないにも関わらず標準的な治療法は無い様だ。難病にも指定されてないためか治療法を見つけ出すことに専念している医師は多くはないと思える。

 同じ病を持つ方達と悩みを共有出来れば、との思いから前立腺癌発症から放射線性腸炎発症・克服中の歩みを記します。

 お問い合わせ頂ければ関係した医療機関・医師名等をご回答いたします。

2011年2月10日 前立腺癌の告知受ける

2011年3月 7日 外部放射線治療開始

2011年3月14日 放射線による障害発症 (治療開始一週間後)

2011年4月28日 放射線治療終了 放射線による障害は継続中

2011年5月10日頃 早期障害納まる

2011年9月10日 この頃から放射線による晩期障害発症。

        症状としては便失禁・下血・頻便・下痢等。安静時はさほどでない

        が十分位歩行すると発症する。これらの症状は肉体的な苦痛は少い

        が、精神的苦痛は人間の尊厳を傷付ける程である。            

2011年11月2日 内視鏡検査の結果放射線性腸炎の宣告を受ける。医師曰「悪化

        する事はあっても良くなる事は無い」と突き放される。

        さあー大変・・・・・そこでWEBを諸々検索の結果治療の方法として                                 ステロイト等の薬物療法・高気圧酸素療法・APCの治療・外科手術等                                 が有効であるとを知りました。

        そこで私は可逆的で身体に負担の少ない治療方から順次行うことに。                                具体的には、まず高気圧酸素療法・次に薬物療法・最後にAPCの                                   治療を。

2012年2月15日 高気圧酸素療法開始

2012年4月26日 高気圧酸素療法50回目

         開始前は連日症状が起きたが、この頃は3~4日毎となり下血・便

        失禁の量も少なり大変改善されたが、医師が「これ以上回を重ねて

        も更なる効果は期待できない」との事で高気圧酸素療法は終了。

2012年11月26日 リンデロン坐剤(ステロイト薬)使用開始

2013年6月29日 使用開始から三ケ月間位は少しづつでは有るが改善が見られた気

        がするが、この頃になると「坐剤の外皮が悪さをしている」との思                                  いから連用ではなく症状が出た時(3~7日毎)に坐剤の中身のみの使                                  用。

2013年10月1日 一年間ステロイドを使用しても際立った改善が見られないので、医                                        師に何か別の治療方法は無いのですか」と尋ねると「この病は難                                      く・・・・・・・」との事だったので、次の方法としてAPCの治                                  療を受ける事を決断。

2013年11月6日 APC(アルゴン・プラズマ焼灼)の治療

2013年12月3日 11月6日にAPCを行った後の状況の説明を行った。治療の結果は                                      劇的な改善が見られたが 完治とは行かない旨話す。次回は前回                                       APC処置を行わなかった部分の処置を行うとのお話でした。

         APCによる処置をした部分は火傷痕のケロイド状態になり直腸の                                     機能は永久に失われると思い高気圧酸素療法・薬物療法をまず行                                      い改善が見られなかったら最後の手段としてAPCを行う考えだっ                                      た。事実そのような手順でAPCによる治療を受けた訳。

         ところが、この考えは間違っていたよだ。先生のお話ですと                                    「APC治療は極表面を焼灼するので直腸の機能は回復する」との                                     こと

              とんだ回り道をしたもんだ ! ! !

 2015年1月20日 12月中旬を最後にそのが発作が起きず快適を日々。 

                                    

 

 

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   先生の御好意により内視鏡の画像が入手出来ました

2013年11月6日の画像

     APC処置前

     APC処置後

          痘痕が沢山出来ました

2014年3月3日の画像

2014年3月3日  二回目のAPC処置を行う
    APC処置前

 2013年11月6日のAPC処置後は無残な痘痕面であったが、当時の面影は                    消え美人になりました。白い部分が前回処置した所。

       APC処置後

 前回処置しなかった所の処置(痘痕になっている)を行った。(一度に行うのでなくニ三回に分けて行うとの事) 次回の内視鏡では綺麗になっている事でしょう。